『みんな最強だよ!!!!!!!!!!!!!!』
コロナ禍のライブでモヤモヤしていた何かが大阪で完全に晴れた。
本公演の前、昨今の情勢で手放しで楽しめない環境でありながらも、勇気を持って、演者側からこうして欲しいといった振り付けの告知をしていました。
正直、横浜公演で上手くいかなかった部分の指摘とも取れるものでしたが、そういう意味でも思ってることを発信した、内田真礼さんの楽しみたいという気持ちが伝わったライブになったと思います。
個人的には、3、4列という前の方でライブが観れるという貴重なライブでもありました。
これまで色々なライブに遊びに行って思っていたのが、前の人が盛り上がってないと後ろの人達は盛り上がりにくいなと感じていました。
嬉しいことに新しいファン層が入ってきている中、
『内田真礼のライブは楽しいんだ、演者と一緒にはしゃいでいいんだ。』
と伝わるように、盛り上がりやすいように、声が出せていたあの時と同じように、全力で楽しんでやろう、と意気込んでました。勝手ながらそれが前で観れる人間の役目だなと。
前置きはこれぐらいにしておいて、今回は思ったことをとりあえず書いていくスタンスで横浜公演の感想の補論みたいなものになっています。
↓横浜公演の感想🍨
https://meigenusuke6.hatenablog.com/entry/2022/02/24/202011
前回の見落としていた演出等
・超早着替えのタイミング(白衣装→メイン衣装)
→Girl is fun
・Never ending symphonyのみマイクに黒い薔薇の飾りが(槇さんのツイートに掲載されてるもの)(創傷意識)
MA-YA-YAN Happy Cream MAX!! 大阪公演 撤去&搬出作業も無事終了❗️お疲れ様でした〜\(^o^)/最高な思い出更新❗️客席のまあやチームのみなさんもお疲れ様でした〜❗️写真はマイクスタジオを装飾していたバラ🌹と立ち位置バミリ^_^!#内田真礼 #まあやらいぶ pic.twitter.com/PVWnE5PQzd
— 槇圭一郎 (@musicgate1999) 2022年3月13日
・アストラのタイミングで時計が7時を差していた
→実際の時間も7時ぐらいだった?
→夜になりますよという合図?
→そもそも1曲毎に時間が進んでいるということのヒントだっただけ?
ライブが9回目ということで、時計の針が9時を差した映像からスタート
出勤 9時 フラッシュアイデア
お着替え 10時 Girl is fun
開店準備 11時 +INTERSECT+
接客 12時 Smiling Spiral
キッチンカー 1時 Shiny drive,Moony dive
夕方、演奏タイム 2~4時 アコースティックゾーン
日が落ちて夜へ 5~7、8時 ハートビートシティ〜Change the world
夜営業(ライブハウス営業) 9~2時 Never ending symphony〜Excited the world
みんなで片付け 3~5時 Encore
といった感じでしょうか...?
PENKIメドレー
横浜では演奏だけだったのが少し歌唱も...
Winter has comeでカズハムって歌ってるやつやってくれてニッコリしてました☺️
世界が形失くしても→わたしのステ...→世界が形失くしても、の流れで本当にアドリブなんだなと確信したのと、『今日の内田真礼、ノッてるな』とビビっときました。
失敗を恐れない姿勢
大阪公演の"君のヒロインでいるために"はヒヤヒヤしながら観てた人も少なくないと思います。(結構歌詞を間違ってしまい歌いきれるのか)
これも思うところがあり、擁護するわけではありませんが、まあやさんはずっとファンから目を離さず歌っていたことを忘れないで欲しいです。
歌詞を間違いたくないならプロンプ(下とかについてるモニター)で確認するに決まっています。途中で歌詞を間違ってしまって、何ならアコステアレンジだったので、かなり動揺したはずですが、最後まで決して下を見ずに笑顔で歌い切っていました。
声優アーティストさんは、結構プロンプを見て間違えないように歌う方が多いので、(同じ立場だったら絶対自分もそう)どうしても固くなってしまう印象があります。
失敗を恐れず、ライブという特別な空間に向き合う姿勢から、歌に表現の幅が生まれているんだなと感じました。
セトリ、アンコール
セトリには大きな変更は無く、ENの1st contactとギミー!がリバイバル発表の為の2曲だったので、大阪では、そこの部分を1stアルバムから2曲持ってきて差し替える形となっていました。
いや、しかしよ...
高鳴りのソルフェージュはお兄さん泣いちゃうよ...
前回のブログで触れてた高鳴りについて
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👀以下抜粋
Never ending symphony、公式には創傷意識の曲ですが実はカップリングの高鳴りのソルフェージュ要素も散りばめられています。
高鳴り
"動いたココロ なにより明確なReason
響いてわたしの今 透明な空に解き放つ
聞きたかったミュージック
自由な線を描く 瞬間のフレーズにのせて
かなえたい予感へ 最高のプロローグ"
ネバエン
"動き出したココロ追って
空の向こう駆け抜けるように
積み上げた思い出と
重ねていく明日を繰り返して
Time goes 奏でるストーリー"
同じ歌詞では動くココロ、空。
対比ではミュージックと思い出、瞬間のフレーズと重ねていく明日、プロローグとストーリー。自分はこれがたまたま作られたようには思えません。
"I don't wanna end this story."
内田真礼は1stシングルから始まった物語を終わらせたくないんだよなあ...
👀以上抜粋
↓前回のブログ(横浜公演の感想)
https://meigenusuke6.hatenablog.com/entry/2022/02/24/202011
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ENの1stアルバム曲枠、横浜でギミー!なら大阪なら創傷?もしくはハロコンと思うのが普通だと思うのですが、ここで高鳴りのソルフェージュという選択をしたことにメッセージを感じました。
色々な意味で1stアルバムを意識したツアー千秋楽のアンコールに、始まりの曲を歌うという粋な選曲。
デビュー前、直後の心情や想いが、疾走感あるメロディの中に繊細に描かれていて、ライブで聴くとどうしても涙が出てしまう...
総括
スマスパのウェーブや、LLAのクラップ、様々な振り付け等がビシッと決まって、『正にこれが内田真礼のライブだ!』といえる一体感が味わえた素晴らしいライブでした。
コロナ禍で行ったライブの中で、一番コロナ前と同じように楽しめた公演だったなと。
武道館とZeppの時に近い、綺麗に歌おうとするんじゃなくて感情のままに歌をぶつけてくる感じが最高に痺れました...
シャウト多めというか、意図して出せない歌い方(武道館W.ENの最後とか)みたいな、本当に全力で想いをぶつけてくる感じが他のアーティストにない魅力ですね。
ネバエンのCメロ後(ラスサビ前)間奏のヘドバンポイントで、まあやさんも首ブンブン振ってて興奮しちゃったもん。
FLASH FLASH FLASHが着席だった分と、ツアーなので横浜で一通りやって、振り付け等やりたいことを投げかけてた分、大阪は演者も客席も少しリミッターが外れてた印象でした。まあやさんもインスタで珍しく長文の想いを綴っていましたね。⤵︎ ︎
https://www.instagram.com/p/CbC7-GRr1u9/?utm_medium=copy_link
やはり本人も色々思うところがあった中、今回の公演で手応えを感じていたのではないでしょうか。
本来のライブの在るべき形へ少しずつ戻ってきて、最後のピースである歓声をもって、完成される内田真礼のライブをきっと全員が待ち望んでいるはずです。